いりどすみでぃあ(仮称)

ガジェットやPCゲーム(Skyrim/Minecraft/etc.)、その他の趣味についてのブログ。

クラウド時代のPCゲーム

まずは、この記事を見てほしい。

gigazine.net

GeForce NOW for Mac and PCはクラウド上の高性能マシンを、ストリーミング形式でプレイするというスタイルで、25 Mbps以上のネット回線環境があれば遅延なくストリーミングプレイできるとのこと。つまり、GPU性能が非力なノートPCでも最新の3Dゲームをプレイでき、良好なネット環境にあればモバイルでもプレイできる可能性があります。なお、あくまで高性能GPUを搭載するマシンをクラウドで利用できるというサービスなので、ゲームタイトル自体はユーザーが購入する必要がある点には注意が必要です。

 

GTX1080といえば、昨年の初夏にその優れた性能が話題になった現世代GPUである。そんなGTX1080が、(高速回線さえあれば)誰でも気軽に利用できるというから驚きだ。

インターネット通信の技術も、年を重ねるごとに進歩している。現在よりさらに高速化した通信が普及すれば、クラウドサービスの幅も広がるだろう。

 

「ゲーミングPC」の終焉

いつでもどこでも高性能GPUを(仮想)レンタルできるようになれば、単品で買ってきたグラフィックボードをデスクトップに固定して...なんて作業が必要なくなるかもしれない。クラウドの高性能GPUにアクセスした薄型ノートパソコンをどこにでも持ち出せるのに、持ち出せないうえに大きい電力を消費する自前の大型デスクトップを使うのは、パソコン愛好家以外から見たら実にナンセンスだ。ヘビーゲーマーでないのなら、グラフィックボードを購入するより、必要なときだけ適切なGPU性能を借りた方が経済的だ。クラウドGPUは、ゲーミングPCにとっての黒船となる可能性を秘めている。もしかしたら、ゲーミングPCやグラフィックボードの販売自体が「オワコン」になるかもしれない。

 

近年の「持ち運べる」ブーム

数年前に発売されたマイクロソフトタブレットSurface」シリーズなどは、こうしたクラウドGPUとの相性が良い気がする。気軽に持ち運べるし、OSにWindowsを搭載しているため、現世代のPCゲームとの互換性も十分であろう。ゲームパッドなどを接続すれば、マウス、キーボードに依存しない操作性で遊べそうだ。10年以上前の話になるが、Nintendo DSのヒットは、公園で画面を開いている子供を見かけるように、ゲームを「家でやるもの」という呪縛から解放した。また、最近発表された任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」も、「持ち運べる」ところをアピールポイントとしている。こうした「持ち運べるブーム」は、ゲームをよりカジュアルなものにしていくのではないか。

 

クラウドでゲームはよりカジュアルに

持ち運べるブームといい、クラウドといい、ゲームの神様はゲーマーを家の外に出そうとしているらしい。従来は、壮年になってもゲームをやっている人は「オタク」認定され、PCゲームはパソコンに対してある程度の認識を持った人以外には未知の世界であった。しかし、クラウドGPUの普及によって、大人たちが薄型ノートを持ち出し、DSを広げる感覚でPCゲームをプレイする可能性は十分にあるのではないか。すべてはGeforce Nowのスタートダッシュ次第だが、PCゲーミングがより多くの層に受け入れられる時代がくるかもしれない。